【FXのきほん】ゼロカットシステムとは!?

【FXのきほん】ゼロカットシステムとは!?

こんにちは。

ブログ管理人のKAZUです。

本日もブログをご覧いただきありがとうございます!!

今回は海外のFX会社によくある

「ゼロカットシステム」についてお話していきます。

 ゼロカットシステムとは・・・

簡単に説明すると

ロスカットが間に合わずに発生した損失分をFX会社が負担してくれるサービスです。

FXでは急激な為替の変動などにより追証(借金)が発生してしまうことがあります。

そんな時にその追証分(借金)をFX会社が負担してくれるんです!!

この様な制度をゼロカットシステムといいます。

実はこのゼロカットシステム、国内のFX会社にはありません!!

なぜなら、国内のFXでは下記内容の通り法律で禁止されているからなんです。

第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。

二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為(損失補塡等の禁止)

第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。

三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為

出典:金融商品取引法 一部抜粋

このように国内では禁止されている為ゼロカットシステムを知らなかった方も多いと思います。

知らなかった方の為に今回の投稿ではしっかりと解説していきます!!( ^ω^ )

 ゼロカットシステムのメリットは?

次にゼロカットシステムのメリットやデメリットについて解説していきます。

ゼロカットシステムの最大のメリットは前述してあるように借金を負わずにすむということです!!

国内のFX会社だと入金した証拠金が取引で損失を受け一定額以下になると追加で証拠金の入金を求められます。

このことを追証といいます。

例えば・・・

10万円入金して取引を開始し、15万円の損失を出してしまった場合には不足分である5万円を追証としてFX会社に支払わなければなりません。

また、追証はポジション損失確定前の含み損であっても発生する為追加で入金をするかポジション決済するほかありません。

ようするに、証拠金以上の損失をしてしまうとFX会社に借金を負う形となってしまうのです。

怖いですよね〜・・・

しかし今回解説しているゼロカットシステムがある海外のFX会社であればその恐怖とはおさらばできるのです!!

海外のゼロカットシステムを導入しているFX会社では本来追証として支払わなければいけない分を肩代わりしてくれます!!✌︎(‘ω’✌︎ )

先ほど例に出した金額で説明すると・・・

10万円入金して取引を開始し、15万円の損失を出してしまった場合でも不足分である5万円を追証としてFX会社に支払わなくていい!!

ということになります。

じゃあ、逆にデメリットはなんなの??

もちろん取引するトレーダー側にも何かしらのペナルティがあるんでしょ?

気になりますよね〜?

簡潔にお答えします。

ゼロカットシステムにペナルティーなどはありません。

ですのでこのゼロカットシステムに特にデメリットはないのです!!

トレーダーにとってはメリットしかない最高最強の制度なんです!!✌︎(‘ω’✌︎ )

ではなぜ海外のFX会社はこの制度を導入しているのか?

この疑問について、後述していきます。

 海外のFX会社がゼロカットシステムを採用する理由

この国内のFX会社には無いゼロカットシステムを海外のFX会社ではなぜ取り入れているのを解説していきます。

海外のFX会社と国内のFX会社ではもう一つ大きな違いがあります。

それは、レバレッジです。

レバレッジとは「てこの力」などの意味を持ち、FXにおいては取引する際に預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を動かして取引できる仕組みのことをいいます。

例えば、1ドル=100円だったとしましょう。2.5万ドル分の投資をするには本来であれば250万円の資金が必要となります。しかし、FXでは10万円の証拠金で行うことが可能となっています。この場合、だと10万円を25倍の250万円で取引していることになるので「25倍のレバレッジ」となります。

国内のFX会社では法律によりこのレバレッジは25倍までと制限されていますが海外ではこの制限がありません。

よってFX会社によっては3000倍など何千倍ものレバレッジを効かせる事が可能なんです。

このハイレバレッジを効かせた取引をトレーダーの方々に、より安心して積極的に行なってもらえるようにゼロカットシステムがあります。

海外のFX会社はトレーダーのスプレッド手数料が主な利益元なのでトレーダーにどんどん取引してもらえれば会社も儲かるということなんですね〜

ハイレバレッジでの取引の大きな不安要素である追証をゼロにしてしまえばFX会社の負担にはなりますがトレーダーが安心して積極的に取引ができるのでその方がFX会社にとってもメリットがあります。

こういった理由から海外のFX会社ではゼロカットシステムを採用しています。

前述にてデメリットは特にないとしましたが唯一、強いて言うならこのゼロカットシステムのデメリットはスプレッドが広めなところです。

ただ、このゼロカットシステムを採用しているFX会社はスプレット手数料が主な利益なんですから当然といえば当然ですよね笑笑

 ロスカットシステムとは違うの??

ロスカットシステムという制度は聞いたことがある人が多いかと思います。

ゼロカットシステムはこれまで解説してきましたがロスカットシステムと何が違うの?

という方も少なく無いかと思いますので簡単に解説していきます。

そもそもロスカットシステムとはどんな制度なのかというと、保有しているポジションの損失(含み損)が一定の基準達した時に強制的にポジションを解消するといった制度です。

損失がこれ以上に大きくなったり、資産がマイナスになることを防ぐために行われます。

一定の基準は各FX会社で定められており、そこには「証拠金維持率」が大きく関わっています。

証拠金維持率とは、

証拠金維持率(%)=純資産÷必要証拠金×100%

といった式で計算されます。

例えば・・・

1ドル=100円の時に100円入金して10倍のレバレッジで10ドル(1000円)分のポジションを取り為替が変動し1ドル=99円になったとします。

この場合の計算は

純資産=100円-10円=90円

必要証拠金=1000円÷10倍=100円

証拠金維持率=90円÷100円×100%=90%

こんな感じで証拠金維持率が計算され、FX会社で定められた%を下回ってしまうとロスカットが行われ、自動的に決済されるのです。

このロスカットシステムによって想定以上の損失から守られることにはなりますが、為替相場が極めて激しく動いた時にロスカットが間に合わずに資金がマイナスになってしまうことがあります。

その場合には当然マイナス分を入金しなければなりません。

一方、ゼロカットシステムでは急激に相場が変動しどれだけマイナスになったとしてもそのマイナス分はFX会社がチャラにしてくれる制度なのであらかじめ入金した金額以上に損失を出すことはないんです!!

 まとめ

今回はゼロカットシステムについて解説をしました。

このゼロカットシステムが導入されたFX会社であればハイレバレッジでの取引もローリスクで思い切って取引できるというわけです!!

万が一大きな損失を被ってしまって資金がマイナスになったとしても国内のFX会社の追証のような借金を背負うことはありません!

ここまで簡単に「ゼロカットシステム」について解説させていただきましたが何となくでもご理解いただけたでしょうか?

私が利用しているis6FXでももちろんゼロカットシステムは導入されています。

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最後まで見ていただきありがとうございました!!